ガラスの器に盛られた冷えた真っ赤なトマトを想像するだけで、暑い夏でも不思議に食欲が沸いてき ます。 私はエドガー・ケイシーの食事法を知ってから用心してトマトをほとんど食べていませんでした。なぜ かと言うとリーディングでは、木で熟れた(完熟)トマトしか口にしてはいけないと述べているからです。 完熟であれば缶詰でも良いということです。それなので、自分で小さな庭に植えて育てた完熟トマトとか これなら大丈夫と確信できる物しか口にしませんでした。 ところが、昨年散歩の途中で見つけた地元の農家の直売所で低農薬で作られた完熟トマトを買うこと が出来て以来、安心して久しぶりにトマトを口にすることができる様になりました。 それ以来、その農家の直売所でトマトをはじめとして採り立ての野菜をいろいろ譲っていただいて美味 しくいただいております。その日採りたての完熟トマトをかじると、独特の甘味と酸味が口中に広がります。 先日雹が降って、少し割れてしまった様なたくさんのトマトを格安に分けていただきました。さっそくトマ トソースを作ることにしました。皮とか種は取ったり面倒なことはしません。ヘタだけ取って、切り方は4 つ切りでも2つ切りでもまた丸のままでも構いません。これで煮てしまうと充分美味しいです。家事をしな がら弱火で約1時間程煮るとトマトソースの出来上がりです。最後にバジルやシソなどを適当に入れ、 塩で味を調えて冷ましてからビンに移して冷蔵庫で保存します。一度に使いきれない分は小分けにして 冷凍保存しても良いと思います。 スパゲティや魚のソース、サラダのドレッシング、パンの上に載せピザ風にしてもよいと思います。 熱々の自作の完熟トマトソースに絡めたスパゲティを食べてみると、やっぱり他より断然美味しいのです。